合格者のメッセージ
Voice:19 上間 貞史さん(平成26年 新司法試験合格)

私の場合、既婚者で子どもがいるため、法科大学院修了後、その年にある最初の受験で合格すると心に誓っていました。それにも拘わらず、あえなく不合格となってしまいました。受験をあきらめようとも思いましたが、今回が本当の最後だと親に頭を下げて資金を出してもらい、もう一度司法試験に挑戦することになりました。

 

具体的な勉強法としては、前年度の最低合格点が780点だったこともあり、科目数で割って点数を振り分け、各科目で最低限取るべき点数を設定。それにプラスして、努力次第で上積み可能な最高点を決めました。合格者の誰もが解答できる問題に関しては最低限解くことを目標にし、点数の加算が可能な部分に関してはより深掘りした勉強で対処しました。

 

また、法科大学院で学んだことをベースに、さらに自分自身で知識を積み上げることも大事です。例えば、各教科の演習問題に関しては、解説や模範解答が掲載されている演習本をひとつ手元に置き、2時間以内に書ききる練習を繰り返しました。そして、何より重要なのは、とにかく基礎の修得を徹底することでした。司法試験は、基礎に始まり基礎に終わると言っても過言ではありません。こうした勉強を昨年末までに行い、年明けからは予備校などが行う答案練習会のみに注力しました。

 

試験勉強を乗り切るポイントは、まず自分なりの方法を決めて高いモチベーションをしっかり維持することです。私の場合は、携帯電話で不合格の際の掲示板を撮影した画像や子どもの写真を見たりしてやる気を高めました。“絶対に受かる”と思えるような、納得のいく勉強方法で最後までやり遂げることも大切です。私は、こうしたことを心に留めて、1年間頑張り抜きました。