合格者のメッセージ
Voice:13 馬渡 英樹さん(平成21年 新司法試験合格)
「法曹を目指す皆さんには、自分の努力を信じて、新司法試験に挑戦して欲しいと思います。」

私は、大学時代に将来警察官になることを考えていました。市民の生活を守ることを仕事にしたいと思っていたからです。そんな中、法科大学院制度がスタートすることをきっかけに、法律を道具に市民の生活を守る法曹に憧れを抱くようになりました。

法曹になるためには、新司法試験に合格しなければなりません。もっとも、新司法試験を受験するためには、まず法科大学院を修了する必要があります。私は、社会人の経験がなく、法科大学院に通い続ける資金がありませんでした。神戸学院大学法科大学院は、他の法科大学院以上に奨学金制度等が充実しています。神戸学院大学法科大学院であれば、私のように資金のない人間であっても、挑戦することができます。私は、迷うことなく、神戸学院大学法科大学院に入学することを決意しました。

私が入学した時期は、法科大学院制度がスタートして2年目ということもあり、神戸学院大学法科大学院もどのような講義が良いのか模索中だったと思います。そのような状況の中、指導熱心な先生方は、学生の要望に多く応えてくれました。その意味で、法科大学院の講義は、先生と学生が協力し合って作り上げるものだと考えています。

私は、初めて受験した新司法試験は不合格となりましたが、2回目の受験では合格することができました。新司法試験に合格できた理由は、指導熱心な先生のアドバイスを受けられたこと、修了しても法科大学院に通い続けたことにあります。

また、1回目の受験に不合格となり、精神的に辛い時期もありましたが、法科大学院にいる仲間とお互いに励まし合い勉強できたことが、モチベーションを維持する大きな要因となりました。

新司法試験の論文式試験は、自分が書いた文章を他人が読む試験です。仲間に文章を読んでもらい、自分の弱点を克服することが大切です。そのためには、仲間を大切にして勉強し、お互い協力し合うことが、新司法試験を乗り越える秘訣だと思います。このように修了した後でも、勉強する環境を整えてくれた神戸学院大学法科大学院には感謝しています。

新司法試験に挑戦することは、長い年月と資金が必要となります。そのため、誰もが新司法試験に失敗することに不安を感じています。しかし、「失敗」という言葉は、挑戦した人間にだけにしか与えられない言葉です。挑戦しない人間に「失敗」という言葉は無縁です。「本当の失敗」とは、挑戦しない人間のことを言うのだと私は思います。法曹を目指す皆さんには、自分の努力を信じて、新司法試験に挑戦して欲しいと思います。そして、その努力に対して、神戸学院大学法科大学院の先生方や先輩方は協力を惜しみません。人を大切にし努力を怠らない素晴らしい法曹が、一人でも多く神戸学院大学法科大学院から輩出されるのを心から楽しみにしています。一緒にがんばりましょう!