合格者のメッセージ
Voice:06 中村 大輔さん(平成20年 新司法試験合格)
「己を知り、基本を大切に!」

1 彼を知り、己を知れば、百戦殆うからず。

(1)孫子の言葉ですが、資格試験に対しても当てはまります。
資格試験には必ずと言っていいほど対策が打てます。新司法試験でいえば、それほど難しいことが必要となるわけではありません。短答も論文も、基本的な知識と論理(日本語)の勝負。難しく考えずに、あとは恐れず立ち向かうことが重要です。

(2)自分を分析しておくことも必要です。
私は体が弱く、わりと緊張する方と自覚していたので、自己管理には十分に気を配りました。一発試験の長丁場です。体調を崩すと、それまでの準備が水泡と帰します。またパニックも危険です。比率は、本番:事前準備=6:4だと思います。


2 基本を大切に。

(1)学生の基本は「大学の講義」です。
これを突破しないことには試験にもたどり着けません。また、ここで気を抜かず立ち向かうことが、自分の財となり蓄積されます。一生懸命の姿勢と、素直さ・謙虚さを心がけて励みましょう。

(2)法律家の基本は「条文・判例」です。
「法律家の卵」を目指すのですから、これを忘れては終わりです。試験も「法律家の卵」として耐え得るか否かを見るためにあるのですから、何を勉強しているのかを自分にしかと問うてください。試験で難しい問題は皆分かりません。しかし、基本(条文・判例)から考えれば十分なものを出せるよう問題はできていますので、応用ばかりをせずに、基本を身体に染み込ませてください。


3 感謝の気持ちを忘れず。

人は一人では生きていけません。学生ならばなおのこと、周りの人たちに支えられ、生かされ、勉強させてもらうことができています。そうであれば、せめて感謝の気持ちを忘れずに、まずは自分から声を出し、挨拶をすることから始めてください。こうした感謝の気持ちが人と人とをつなぎ、また新たな出会いを生み、あなたをさらに成長させていくことと思います。