合格者のメッセージ
Voice:05 崔 舜記さん(平成20年 新司法試験合格)
「「法律家を目指したい」そう思ったなら、その自分の気持ちを大切にして欲しいと思います。」

私が法律家を目指そうと思ったのは、私がニ十歳の頃、たった一人の家族だった母を医療過誤で亡くしてからです。私は母の亡くなった理由を知りたい、母の無念を晴らしてやりたいという一心で弁護士の先生にお願いし、病院を相手取って損害賠償請求をすることになりました。幸いなことに、裁判では、医療過誤訴訟としては異例の一年というスピードで全面勝訴という結果を得ることができました。そして、その訴訟に取組む弁護士の先生の熱意と優しさ、プロとしての仕事ぶりに触れ、自分も弁護士になって自分と同じような目にあった人たちを救いたいと思ったのです。

私が大学を卒業する頃、法科大学院制度がスタートしました。私は母が亡くなった際、先生方や事務の方々から温かいご支援を頂いたこともあって、やはり母校である神戸学院大学で勉強したいと思っていました。そこで、神戸学院大学法科大学院への進学を決意しました。

神戸学院大学法科大学院では、授業料相当額となる支給奨学金制度が非常に充実しており、そのおかげで経済的な問題を心配せずに勉強に取組むことができました。これは本当にありがたかったです。

また、平成20年度、神戸学院大学法科大学院からは私を含め6名の合格者が出ましたが、これを対受験者での合格率に引き直しますと、33.3パーセントとなります。これは関西の私大ではトップの成績であり、胸を張ってよい数字だと思います。そして、特筆すべきは、6人の内5人が法学未修者(修業年限3年) であるという事実です。この数字は、法律の知識がゼロ、もしくは基礎がまだ十分に備わっていない学生でも新司法試験に合格するレベルまで引き上げるという、神戸学院大学法科大学院の教育能力の高さを示していると思います。このような高い教育能力を実現している理由としては、徹底した少人数教育のもと、熱意ある先生方のきめ細やかな指導がなされていることがあげられます。神戸学院大学法科大学院では、先生方が常に一人ひとりの学生の現状を把握しようと努めてくださっていますし、厳しくも優しく、私たち学生と真剣に向き合ってくださいます。だからこそ、私も最後の最後まで頑張れたのだと思います。

私は神戸学院大学法科大学院を選んで本当に良かったと思います。そこでの先生方や友人との出会いがなければ、私は間違いなく新司法試験に合格できなかったでしょう。もし法科大学院に進学しようと考えている方がいらっしゃったなら、ぜひ神戸学院大学法科大学院を検討されてみてはいかがでしょうか。

「法科大学院には興味はあるけど、自分のような人間が本当に新司法試験のような難しそうな試験に合格できるんだろうか・・・」、そう思う方がいらっしゃったなら、私はそんな謙虚な方にこそ、ぜひ頑張って欲しいと思います。なぜなら、新司法試験は決して天才を求めている訳ではありませんし、正しい方法論を持って努力すれば、乗り越えられない試験ではないと思うからです。それに、今後どのような進路に進むとしても、どこかで未知のものに挑戦しなければならない時は来ると思います。だから、何かをやる前から自分にはどうせできない、と思わないでほしい。大学時代は留年までしてしまったこの私でも、こうして新司法試験に合格することができました。あきらめない限り、強く思い続けるかぎり、夢はかなうと今なら自信をもって言えます。法律家は自分の信念に従って人を救うことのできる素晴らしい職業です。もし、「法律家を目指したい」、そう思ったならその自分の気持ちを大切にして欲しいと思います。

私は神戸学院大学が大好きです。ですから、皆さんに、ぜひ神戸学院大学法科大学院に入学していただき、一人でも多く法律家になってほしいと思っています。そして、皆さんと神戸学院大学出身者の法曹会をつくり、たくさんの後輩たちの指導・教育などにも携わりながら、神戸学院大学法科大学院をともに盛り上げていきたいと思っています。皆さんが私に続いて神戸学院大学法科大学院から法律家になり、声をかけてくださる日を楽しみにしております。ぜひ、一緒に頑張りましょう!!