ホームドクター的法曹の育成

本法科大学院は、「地域密着型のホームドクター的法曹」、すなわち、市民の目線に立って、地域社会で発生する多種多様な法的ニーズに親身になって対応する法曹を養成することを目的としています。同目的は、神戸学院大学の建学の精神である「真理愛好・個性尊重」に起源を有しております。自由で個性豊かな人材が、正義と平和を愛する心を持って、地域社会ならびに市民生活に安定を与えることを目指しています。

コミュニティ・ローヤーとしての活躍に期待して

本法科大学院が立地する神戸エリアは、日本の開国以来、主要な港湾都市であり続けており、世界各国とつながる国際都市であるとともに、大企業から中小・零細企業まで立地する優れた経済都市であります。一方、市民生活においては、歴史のある地域と新興住宅地が混在し、多様な都市生活空間が出来上がっています。こうした地域的特性を捉えた場合、産業と市民生活の両方において複雑な法的紛争が発生する可能性が高く、これを解決するためには多角的な専門知識を有する法曹が必要であるといえます。
本法科大学院では、地域で発生する多種多様な法的紛争に対して、身近なところで解決への道筋を描き、これを実行する法曹(本学ではコミュニティ・ローヤーと呼称しています)を育成していきます。

本学の教育理念

現代社会の紛争構造は複雑であり、その解決のためにはたびたび高度なバランス感覚が必要とされます。そこにおいては、単なる法知識では太刀打ちできないことも多く、現実を直視し、臨機応変に思考する能力が要求されます。
本学は、「智慧ある法曹」を教育の理念とし、思考方法の習得に重点を置いています。「智慧ある法曹」とは、事象を正確に捉え最善の解決を思考し生み出す力を持つ人材であり、本学においては、そのための基礎能力として事物の認識力、情報の選択力、解決への創造力、そして自己統御力を育成することを目指しています。

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