実務法学研究科(法科大学院)  
山下  登 (ヤマシタ ノボル)
専門分野: 民法 医事法 現職: 岡山大学大学院法務研究科教授

学歴・取得学位
  滋賀大学 経済学部 1980年卒業
神戸大学大学院 法学研究科博士課程後期課程  1987年(単位取得満期退学)
法学修士
主な職歴
  ・1987―2004 長崎県立国際経済大学(現 長崎県立大学 経済学部)
・2004―2007 神戸学院大学(法学部)
所属学会
  日本私法学会、日本医事法学会、比較法学会
主な研究課題
  ・医師の説明義務(キーワード:インフォームド・コンセント、同意、説明義務、保護法益)
・遠隔診療をめぐる法律問題(遠隔診療、対診、無診察治療の禁止、医療水準、説明義務)
・違法行為に基づく収益の喪失に対する損害賠償請求(公序良俗違反、法令違反、損害賠償の範囲)
主な研究業績
  ・医師の民事責任をめぐる新たな一局面 岡山大学法学会雑誌(大学研究所等紀要、2008)
・関係的契約論とインフォームド・コンセント CDAMS ディスカッションペーパー(学術雑誌 2007)
・大腿四頭筋拘縮症事件 別冊ジュリスト 医事法判例百選(学術雑誌、 2006)
・実務医事法講義 民事法研究会(共著 単行本、2005)
・医事法の方法と課題 信山社(共著 単行本、2004)
主要著書"
  ・注釈国際統一売買法 I 法律文化社(共著 単行本 2003)
・注釈ドイツ相続法 三省堂(共著、1989)
主な社会活動
  佐世保市国民健康保険運営協議会委員(1998-2004)
長崎家庭裁判所佐世保支部家事調停委員(2000-2004)
その他
  法科大学院のテキストとして、設問と裁判例を組み込んだ講義資料を作成し、ソクラテスメソッドの養成に取り組んでいる。
医師の民事責任に関わるテーマが主たる研究対象である。このテーマについて、日本医事法学会においてこれまでに6回の報告を行った。
(2008年4月現在)